今週の都知事選関連のニュースを選んでみた:
6/21 (日)
新型コロナの都知事選、結局“どぶ板” 「高齢者に」「直接話を」街頭大半 毎日新聞
- れいわ新選組代表の山本太郎氏はJR立川駅前で新型コロナ対策を訴え、有権者の力で世の中が動くと述べた
- 現職の小池百合子知事はオンライン選挙と称し、「#小池ゆりこに物申す」とハッシュタッグを使い質問を募った—主に2016年の公約「7つのゼロ」の達成度についての質問が集まった
- 宇都宮健児氏は立憲・共産・社民の野党幹部と共にJR中野駅で演説し、新型コロナに伴う自粛への補償徹底や社会的連帯を重視する都政の必要性を訴えた
- 日本維新の会推薦の小野泰輔氏は街頭活動で知名度アップを図るべく、21日は子供時代を過ごした多摩地区(小池知事は2016年の公約で多摩格差ゼロを掲げた)をまわった
- NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏はJR八王子駅で少数派の声を守ることを約束し、自粛による社会活動への影響を説明した
6/22 (月)
小池氏、大きくリード 都知事選情勢調査 日経新聞
- 日本経済新聞の調査によれば、現職の小池百合子氏が大きくリードしている
- 続いて宇都宮健児氏と山本太郎氏となっている
- 小池氏は男女問わず幅広い年代で支持を広げ、自民党の支持層の8割を固めた
6/23 (火)
国も動かす「首都の顔」 多様な歴代都知事 時事通信
- 戦後これまでに9人の都知事が誕生し、時に国や他県を動かす力を持つ
- 都知事選は知名度の高さが大きく影響する「人気投票」とも言われる
- 都の予算は総額15兆円を超え、ノルウェーの国家予算と同じぐらい
- 都は唯一、地方交付税を受けず、財政面で国に頼る必要がないため、独自の政策を打ちだせる
6/24 (水)
東京都知事選 投票所の感染防止策は 新型コロナ NHK
- 都は都知事選の投票所の運営に関するガイドラインをまとめた
- 有権者に期日前投票を積極的に利用することや、マスクを着用することを呼びかけた
6/25 (木)
宇都宮・小池・山本……。都知事選3候補と直接会って受けた印象。都民は知事として恥じる必要ない人を選択しよう ハーバービジネスオンライン
- 宇都宮健児氏は、多重債務者を救うために尽力してきた誠実な人
- 小池都知事は、自分を売るために人を利用する人
- 山本太郎氏は、まっすぐに人を見て、向き合ってくれる人
6/26 (金)
東京都民に知ってほしい 小池百合子の「通信簿」 職員の評価は歴代最低、あの舛添さんより低かった! Yahoo ニュース
- 都政について書く専門誌「都政新報」によると、都庁職員の小池氏に対する評価は平均46.4点(スキャンダルがあった都知事より低い)
- 再出馬については賛成が21.5%、反対が42.6%
- 都庁の職員によれば、小池氏は自分の評価を上げることしか考えておらず、粛清人事などで職員をコントロールしている
6/27 (土)
都知事選、「焦点はすでに2位争い」で浮かぶ思惑 東洋経済
- 小池氏にとっての最低目標は約230万票を得ること
- 宇都宮氏は過去2回の都知事選で100万票に迫る表を獲得したが、仮に今回立憲など野党3党の支援を受けて下回れば枝野氏の求心力低下につながりかねない
- 山本氏もこの選挙の結果次第で党の国政での躍進を後押しでき、野党共闘のキーマンにもなり得る
- 小野氏はここにきて躍進が目立つ維新の支援を受け、ダークホースとも言える候補
写真:Morio (CC BY-SA 3.0)