今週の都知事選関連のニュースを選んでみた:
6/14 (日)
都知事選、いざ論戦へ 小池氏に複数の新人挑む 時事通信
- 現職小池百合子氏対立憲民主党・共産党・社民党が支援する宇都宮健児氏、日本維新の会が推薦する小野泰輔氏という構図ができた
- 小池氏の要望もあり、自民党は支援をせず、自主投票にすることを決定
- 宇都宮氏と小野氏はすでに街頭演説に立ったが、小池氏は公務を優先し、公約はインターネット配信で伝えることになりそうだ
6/15 (月)
山本太郎氏、都知事選「立候補します」れいわ新選組公認、野党一本化実現せず The Page
- れいわ新撰組の山本太郎代表が立候補を表明した
- 1400万人いる都民の生活を底上げするために立候補したと話した
- 主な政策にはオリンピック中止や全都民に10万円給付などが含まれる
6/16 (火)
自民、苦渋の自主投票 小池氏とのねじれ抱えた自民都議会 東京新聞
- 小池都知事と都議会自民党の攻防は2016年以降続いていたー小池氏は都連自民の影響力を抑えるため、各党の予算要望を反映させるシステムを廃止したり党本部の二階幹事長との親密ぶりを見せたりした
- 2019年末時点では都連自民の方針は独立候補を擁立することであったが、小池氏の優勢ぶりは変わらず断念した
- 小池氏は推薦を求めず、結果的に党本部と都連の間を取る形で自主投票という形になった
- 簡単に言うと、都連自民党は小池氏に対立する姿勢を持つ一方、有力な対抗馬を示せないことなどを理由に党本部は友好的な姿勢を保っている
6/17 (水)
東京都知事選 あす告示 これまでに21人が立候補を表明 NHK
候補者は以下のとおり:
- 現職の小池百合子氏(67)
- 日弁連・日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏(73)
- 熊本県の元副知事、小野泰輔氏(46)
- NHKから国民を守る党の党首の立花孝志氏(52)
- れいわ新撰組の代表の山本太郎氏(45)
- フリージャーナリストの石井均氏(55)
- イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)
- 元会社員の岩橋健一氏(52)
- NPO法人代表の押越清悦氏(61)
- 元介護職員の込山洋氏(46)
- NHKから国民を守る党が推薦する、実業家秘書の齊藤健一郎氏(39)
- 日本第一党の党首、桜井誠氏(48)
- 元朝日新聞社員の竹本秀之氏(64)
- 元陸上自衛官の内藤久遠氏(63)
- 薬剤師の長澤育弘氏(34)
- 幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)
- 歌手の西本誠氏(33)
- スポーツインストラクターの久田真理子氏(54)
- 社会活動家の平塚正幸氏(38)
- コンサルティング会社代表の氏(73)
- 不動産業の山口節生氏(70)
6/18 (木)
都知事選告示はしたけれど…各党支援及び腰 候補者は独自色アピール 毎日新聞
政策 | 小池百合子氏 | 宇都宮健児氏 | 小野泰輔氏 | 山本太郎氏 | 立花孝志氏 |
新型コロナ | CDC創設 | 社会的弱者を支援 | 感染を抑えながら経済も回す | 全都民に現金10万円 | いきすぎた自粛に反対 |
東京五輪・パラリンピック | 簡素化して来年開催 | 専門家が困難と判断すれば中止 | 2024年に再延期 | 中止 | 2024年に再延期 |
カジノを含むIR誘致 | メリット・デメリットを検討 | 反対 | 賛成 | 反対 | 賛成 |
第一声 | 女性活躍 | 都立・公社病院の独法化中止 | 東京と地方のあり方 | 支援の呼びかけ | NHK批判 |
6/19 (金)
東京都知事選、れいわ新選組・山本太郎代表は告知なし“ゲリラ演説”で第一声 スポーツ報知
- コロナを災害と主張し、小池都知事が国に対して災害指定(指定すれば災害対策基本法で多少強制力のあることができた)を求めなかったことを批判
- 地方債で15兆円を調達し、全都民に10万円給付などを訴えた
- オリンピックの代わりに選手たちが成果を見せられる場所を検討すべきと発言
6/20 (土)
「都知事にふさわしいのは」小池氏51%、宇都宮氏10% 毎日新聞全国世論調査 毎日新聞
- 都知事にふさわしいと思う人を国政政党の支援を受けている5候補の中から選んでもらった結果、現職の小池百合子知事と答えた人が51%となった
- その他の候補は宇都宮健児氏が10%、山本太郎氏が8%、小野泰輔氏が7%、立花孝志氏が2%
- 東京オリンピック・パラリンピックが開催できると思うと回答した人は21%にとどまり、開催できないと思うと答えた人は59%となった
写真:Morio (CC BY-SA 3.0)